ゆみしま日記

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zoom RSS 神宮寺三郎 夢の終わりに

<<   作成日時 : 2005/05/21 21:51   >>

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 「夢の終わりに朝が来る。本当は、ただ、それだけなのかもしれない。」というラストの
神宮寺のかっこいいセリフが印象的な、「夢の終わりに」。ファンの間でも、この作品は
とても評価が高いです。確かに、ザッピングシステムで、神宮寺始め4人の視点で物語を
俯瞰できるのは、ゲームならではの特異な感覚です。特に永田美貴の視点は、姉を心配する妹の
心情がとても細やかに描写されていて、4人の中で一番好きですね。一番現実感にあふれて
いるからかもしれません。
犯人の大森の動機とか、有名私立大の将来有望な助教授とはいえ、あんなにお金があるものか
とか、細かいところでの疑問は色々あるんですが、ゲームシステムはとてもよく出来ていると
思います。

 シリーズを3本通してプレイしてみて思うのは、神宮寺シリーズの登場人物は、レギュラー
始め、実は現実感に欠けている、ということ。ゲームのジャンルとしては、探偵物AVGという
リアルさを求められる分野ですし、また一見現実的に見える世界観なのですが・・。
でも、レギュラー3人を見てみると、そうリアルでもないのです。リアルでない=悪い、では
ありません。ゲームはあくまで現実とは違う創作の物語ですし、神宮寺シリーズでは逆に
その現実感のなさが登場人物の魅力であると思っています。

神宮寺も洋子もあまり感情を表に出さず、自分のことを語ることもまれです。いつも冷静に
物事に対処し、鋭い分析で物事を判断します。また、熊さんは二人とは異なり、陽気で
お人よし、人情家ではあるのですが、やはり刑事という職業柄、事件に対しては同様に
あくまで冷徹でありプロとして対処します。また、悪を憎み正義を信じるまっすぐな刑事でも
あります。
この3人は言うならば「こんな奴現実にいるかよ」的な出来すぎた人物で、あくまでもゲーム
の中のキャラとして憧れの対象となる、遠い存在のキャラたちです。
これに対してゲストキャラの美貴は、本当に現実にいそうな身近な女の子であり、
心情も丁寧につづられ、無理なく感情移入できるキャラです。私は3本やっただけですが、
神宮寺シリーズでは珍しい、現実感と親しみのある存在で、そのキャラ造型に好感が
持てました。
神宮寺や洋子はいつも淡々と事件に対処し、処理してるみたいに見えて、少し違和感が
あったのですが、この美貴の存在でぐっと世界観に厚みが増したように思えました。

余談ですが、神宮寺シリーズのタイトルは渋くてかっこいいですね。
「夢の終わりに」「時の過ぎゆくままに」「灯火が消えぬ間に」・・

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