ゆみしま日記

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zoom RSS ヨーロッパ旅行記(5)

<<   作成日時 : 2005/10/05 21:43   >>

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 さて、今日はいよいよスイス観光のハイライト、ユングフラウへ。
8月のアルプスの大洪水の影響で、鉄道が一部復旧中で、インターラーケンからの
登山列車は運休。バスでグリンデルワルトまで行き、そこから登山列車に乗る。
日本と違って、電車は発車のアナウンスもベルもなく、いきなり動き出す。
登山列車はゆっくりと山を登り始めた。次第に雪山が近くに見えてくる。
真夏でも解けない白い山。歓声が上がる。
写真は登山電車の車窓から撮ったもの。よく見ると、窓ガラスに反射して携帯が
ぼんやりと写ってしまっているが、お許しを(^^;)。

 
 よくこんなところを登って行くなあ、と思うほど急勾配になっていく。同時に、よく
こんな難所に線路を敷いたなあ、とも思う。鉄道敷設というのは、青函トンネルも
そうだけれど、ドラマチックだ。危険な工事、働く人たちの努力、厳しい自然環境・・。
完成したときの喜び。電車の中で、鉄道敷設の様子を映像で流していた。音声が
なかったので、詳しいことはよく分からなかったけど、このユングフラウ鉄道の工事も
相当な労力を費やして作られたということはよくわかった。

 
 山の途中まではまたもや牛がいた。かなり寒いと思うのだが、のんびりと草を食べている
のが微笑ましい。途中で電車を乗り換えて、さらに登っていく。長いトンネルに入り、さらに
上へ。高山病について添乗員さんから話がある。終点の駅は3,000メートル超の高地の
ため、人によっては空気の薄さから高山病になることがある。なのであまり大声で騒いだり
走ったりしないこと。もし気分が悪くなったらホットチョコでも飲んで、座って休んでください、
との話。下に降りればうそのように元通りになるらしい。知人でここユングフラウで高山病に
なり、酸素ボンベの吸入を受けた人がいるが、そんなになるものかと半信半疑だった。
しかし・・。母が高山病の症状になってしまったのだ。順を追って書いていこう。

 
 まず、ヨーロッパ一高いところにあるユングフラウヨッホ駅についてから、
売店で切手を買い、「ヨーロッパ一高いところにあるポスト」から日本に手紙を出した。
スイスのポストの他に、今では珍しい、日本の赤いポストがあるのだ。
次にスフィンクス展望台、というなにやらエジプトに来たようなネーミングの展望台へ。
今日は添乗員さんもびっくりしたほどの快晴で、見晴らしは本当に素晴らしかった。
雪山自体、日本でもろくに見たことのない私と母は感動した。写真を撮り、展望台を離れる。
まだ集合時間まではかなり余裕があった。下の売店でゆっくりする、という選択肢もあったが
それはもったいないので、「氷の宮殿」(ユングフラウヨッホには看板に日本語の案内がある。
いかに日本人観光客が多いかよくわかる)に行ってみることにした。
氷の宮殿は、洞窟になっていて、地面も氷なので滑らないようにそろそろと歩く。氷で出来た
ペンギンなどの彫像があってなかなか楽しい。


 だが・・。滑らないように神経を使いながら長い距離を歩いたのが悪かったか、宮殿の寒さが
こたえたのか、母は気分が悪いと言い出し、母いわく貧血のような状態になってしまった。
母の手を取って売店のある休憩場所に降りた。温かいものでも飲んだら、と言ってみるが
何も飲みたくないという。とりあえずイスに座って安静にする。そろそろ集合時間だった。
倒れそうになる母を支えて帰りの電車を待つ。しかしなかなか来ない。やっと来て出発した
と思ったら、電気系統の故障か何かで、あまり進まないうちに停車してしまった。しかも、
いつまでも停車したままで動かない。母はまだ具合が悪そうで、オロオロするが、下山しない
ことにはどうもならないので。とにかくじっと待つ。
ようやく電車が動き出し、行きとは違う路線をゆっくり降りていく。雪山が次第に遠のいて、
周囲も枯れた草だけの冬景色から、緑色の夏(初秋と言ってもいいが)の光景に。
カランカランと音が聞こえてきた。何かと思ったら、カウベルを着けた牛だった。
カウベルを着けた牛は今まで見なかったので、そのいかにも「スイス」な光景にみんな
大喜びする。

 
 母も、降りていくに従って具合がよくなってきた。ようやく安心する。ツアーは若い人が
多かったせいか、具合が悪い人は少なかったが、多少年配の人は具合が悪くなっていた。
もちろん、私の母より年が上でも元気な人はいたので、年齢だけが要因ではないと思う
けど、友人の母もやはり以前ここに来て具合が悪くなったとのこと。母は、もうユングフラウ
には行けないね、と笑った。氷の宮殿に行くまでは、多少気分が悪いと言っていたが
それほどでもなかったので、氷の宮殿に行かなければよかったね、と言うと、母は、
行かなかったらもったいない!と後悔しただろうから、行ってよかったと言う。
そう思ってもらえたならよかった。

 
 しかし面白いもので、ふもとの駅で昼ご飯を食べるころには母はほとんど回復していて、
ラクレット(スイスの郷土料理。チーズの上にジャガイモ、ピクルス、パールオニオン
などが乗っている。一見胃に重そうだがそうでもなく、おいしかった)をおいしく食べて
いた。高地に行くだけでこうも変わるのが不思議だった。


 そしてこのあとバスでまたインターラーケンに戻り、手配していた幕の内弁当を
受け取って、スイスの首都ベルンまで移動。ベルンからフランスの誇る新幹線TGVに
乗ってパリに行くのだ。長くなったので、今日は2つに分けて書くことにする。(続く)

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