ゆみしま日記

アクセスカウンタ

zoom RSS FSS12巻〜変わったのは、私なのか

<<   作成日時 : 2006/04/15 21:34   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

 変わったのは、私なのか作者なのか。
自分の感性が合わなくなっているのか、それともこの1冊限りの
ことなのか。久々に単行本が刊行されたFSSことファイブスター
物語12巻。複雑な思いを残しました。
(以下非常にマニアックな内容です。FSSを知らないとついて
いくのが難しい内容です・・そして長文。)

 意外かもしれませんが、私はほとんど漫画を読みません。
学生の時はいくらか読んでいましたし、シリーズで集めて
いた漫画もあるんですが、就職と同時にほとんど読まなく
なりました。嫌いになったわけではないんですが、そう読みたい
漫画もなくなったので。ただ、好きな漫画については近いうちに
少しずつ書いていこうかと思ってます。
で、そんな中で一番熱心に集めているのがこのFSSだったわけ
です。ファン歴はかなり長いほうです。FSSは今年20周年だそうで
時間の流れを感じましたが、ファン歴は17年ほど・・。
飽きっぽい私にしたら、相当に長いです。
高い上に一般書店で流通していない副読本も必死で買って
ました。子供の小遣いではなかなか買うのも厳しかったの
ですが、無理して買ってましたねえ。本の他にポストカードとか
ステッカーとかカレンダーとかも買ってましたねえ。

 前置きが長いですね。FSSファン歴についてもいつか自己満足で
思い切り語りたいですが、今日は単行本12巻を。
コアで熱いファンが多いので怒られそうですが、12巻は今までで
初めて、「いまいちだ・・」と思った内容でした。
掲載誌のニュータイプも、アニメも見ないのにFSSだけのために
ずっと買っていましたが、これも就職と同時に買わなくなり、
何年おきにしか出ない単行本でのみ読むようになってます。
で、単行本オンリーになって初めて出た前回の11巻は非常に
面白く、やや冷めかけていたFSSへの情熱もまた復活した
わけなんですが。今回、一般書店で買える副読本「デザインズ」
も買って予備知識もなんとか詰め込んで臨んだ12巻だったんですが、
どうもマンネリ気味に思えてなりませんでした。
最近やや下品な描写が増えているのも気になるし(^^;)。ねーちゃん
キックとか。ニュータイプでこれってどうなの?それとも恒例の単行本
描き下ろし?

 あと、1年ほど前、FSSのファンではない一般の漫画好きのFSS
への感想をネットで見かけたことがあります。「雑誌で読んだが、
この人のギャグは全然面白くない」という趣旨で、最近の連載を
知らない私は、「??そう??そんなにギャグなんてないけど。
なんでこんな感想言うんだろ」と思ってました。
でも、今回12巻を見て思わず納得。なんか昔の漫画みたいな
ギャグが多すぎるなあ・・。確かに、正直あまり面白いとは・・(^^;)。
前からFSSって、昔の漫画的な表現が多かったんですが(ギャグ
関係は特に。単行本3巻の、エストがロードスの発言にひっくり
返ってるシーンとか。その当時でも既に大変古い表現だった。)、
今回は多すぎる。少しなら、そのふるい表現をわざと使って面白く
してるんだろうなあ、と思うんですがこれだけ多いと笑えません。

 永野護氏は普通の漫画をあまり読まないみたいだし、自分の
描くFSSを漫画とは思っていないフシもありますが、ほんとそうかも。
FSSはデザインは絵の好き嫌いはあるにしてもとにかく独創的で
斬新ですが、漫画としての展開とか描写は、昔の漫画の要素が
色濃いです。ビジュアルがとても斬新なので気付かれにくいかも
しれませんが。それこそ手塚治虫あたりの雰囲気を感じます。
展開も、新しいキャラがわんさと出てくるのであまり感じないかも
しれませんが、結構マンネリです(^^;)。
とても強い女性が良心の呵責(ヒューマニズム)に耐えかねて涙する、
このシーンはキャラは変われども何回も出てきてます。今回も
ノンナがそう。女性ではないですがダイ・グも・・。
このパターンで印象的なのは他にアトロポス、炎の女皇帝など。
炎の女皇帝がスバースに対して謝罪するシーンはとても好きなの
ですが。ちょいワンパターンな気が。

 あと、某ドラ○ンボールではないですが(笑)、強さのインフレも
どうも最近特に気になります。「最強の」の設定が一体何度出て
きたやら。
物語が長く続く以上、「その時点での最強」が次々出てくるのは
仕方ない、と思ってはいるのですが、最強が何人いるんだ、と
思っちゃいますね(^^;)。
アマテラス、ドラゴン、サタン、などの神からマキシ、ログナー、
カイエン、プロミネンス、炎の女皇帝、などの人間(一応)。
その時代時代の剣聖だろ、と言われればそれまでなんですが、
何千年も前の人間が登場して存在がかぶってるから、インフレに
感じてしまう。
その最強の人物が絶対絶命のピンチに現われて敵を蹴散らし、
危機を救う、というまさに文字通り水戸黄門パターンも非常に
多い。まあ永野氏はFSSは水戸黄門である、と思っている様子も
見て取れます。時代劇にインスパイアされてるのも認めてますし。

FSSは超斬新なデザインの、描写や話の展開は極めてオーソドックスな
昔の漫画の黄金パターンの漫画である。


 それが私のささやかな結論です。それはずっと前からそう思って
いるのに、今回なぜ12巻はいまいちと思ったんだろう。
そういう、クセのある作品とわかっていながら、またそういう個性的な
ところがFSSのよさで、それが好きだったのに、なぜ今回は鼻についたん
だろう。長く続いている漫画や小説ではよく作風が変わった、と言われ
批判されますが、FSSはどうだろう。本当にFSSは変わったのか?
そうは断言できないんですね。連載を読んでいないので、単行本11巻
から数えてもブランクがある私。
作者や作風が変わったというより、読み手の私が変わったのだろうか。
年を取り、考え方や感じ方、感性が変わり、楽しめなくなったのか。
そうだとしたら寂しいことだと思いもし、また、次の巻はまた今までの
ように楽しめるはず、と期待する自分もいる。
ちゃあが主人公のパラレルワールド(?)ストーリーと本編を織り交ぜ
ながら話を進めるのは面白いですし。

好きだからこそ真剣に考えてしまう。早くも次の単行本を楽しみに・・って
また13巻が出るまでに何年もかかりそうですね(^^;)。
とりあえずはデザインズ次巻を楽しみにしましょうか。
もはや話の流れよりも、設定が楽しくなっているのかもしれないとも
思います。
いろいろ書きましたが、やはり好きで気になる作品なのです、FSSは。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
ファイブスター物語 12巻。
4月10日に発売なのでかなり遅い記事である。 ワタクシは20年来の読者、つまり初めからの読者だ。 単行本以外も副読本多数持っている。 なにせ設定は多量、かつ設定変更はしょっちゅう。 しかも年単位で休載もある。 さらに「年表」として基本的なストーリーは連載開始前に既.. ...続きを見る
桃尻開発研究所
2006/05/01 02:17

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
FSS12巻〜変わったのは、私なのか ゆみしま日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる