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zoom RSS イングリット・フジ子・へミング、ピアノリサイタル

<<   作成日時 : 2006/05/01 23:21   >>

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 週末色々忙しく、金曜から今日までパソコンを立ち上げる
ことができませんでした。28日にフジ子・へミングのピアノ
リサイタルに行ってきました。大分では最後のリサイタル
ということでした。

 会場はところどころ空いていたものの、熱心なファンが
集まっていました。9割とは言いませんが、8割は女性
だったように思います。

ピアノリサイタル、しかもこんなに大きい規模のものは
初めてでしたが素晴らしかった。ピアノ一台であんなに
大勢の観客の心をつかむことが出来るなんて。
合間のトークも一切ない、シンプルな構成でしたが、
それが逆に演奏の素晴らしさ、リサイタルに取り組む
フジ子さんの姿勢をよく伝えてくれました。
最後まで一言も発しないのかと思いましたが、
アンコールの曲目を言ってくれました。(でもマイクも
なかったので聞こえた人はごくわずかだと思う)

 ドビュッシー、ショパン、スカルラッティ、リストの曲で
ショパンが一番曲数が多く11曲、リストが次に多い
6曲でした。特に、得意とされるリストの演奏は素人には
ただただ驚異的としか言いようのないすごさでした。
鍵盤の上を指が滑っていくような感じなのです。
楽譜もなく、ピアノとのみ向き合うフジ子さんの姿は
迫力がありました。

 ラストの「ラ・カンパネラ」は美しく力強く、鳥肌が
立ちました。うまい表現が見つからず、素晴らしさを
1パーセントも伝えられそうにないのが残念です。
昼間だったか、ローカルテレビでフジ子さんにインタビューを
していました。いわく、リストはよく難しいと言われるが、
ショパンのほうが難しいとのこと。また、最近は魂の
こもっていないアーティストが多い、と苦言を呈していました。
「魂がこもっている」、そう、彼女の演奏を端的に現している
言葉だと思います。

 失礼ながらかなりの高齢で、2時間以上もピアノを弾くのは
きついのではないか??と浅はかな考えを抱いてしまうの
ですが、彼女はそんなことは思いもしていないでしょう。
体力的にきついとか、楽譜を覚えるのが大変とか、そんな
考えを超えているのです。全く違う次元で彼女はピアノを
弾いている。まさに魂をこめてピアノを弾いてくれたのです。
彼女が歩んだ道は音楽家によくあるような華やかなもの
ではなく、苦難の道でしたが、そんな思いをした者にしか
表現できない深みが感じられました。

 また聴きたい。それも生演奏を。でも、大分では最後という
ことでした。聴くなら県外に行くしかないですね。
でも、もう一回聴きたい。そう思わせてくれる演奏でした。
細かいことはわからなくても、私は彼女の演奏を「聴いた」。
その演奏から何かを感じ取った。それでいいんですよね、
きっと。難しい批評はできなくとも・・・。

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