ゆみしま日記

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zoom RSS 子供のころ読んだ好きな本(日本編)

<<   作成日時 : 2006/07/29 23:13   >>

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 私は小学生のころ、学校の図書室によく通っていました。
今思えば同じ本を何度も借りて読んでいたのですが、最近
ふとまた読みたくなったな、と懐かしく思い出す本がいくつか
あります。

 その中でも、今は入手が困難そうな本が何冊かあります。
同年代の人に聞いても知らない、という反応が多くて、まさか
幻だったのか?と不安になったりして。読めないと思うと尚更
気になるものです。

 「チョコレート戦争」大石真:作、北田卓史:絵。
何度も借りて読んだ本ナンバーワン(かも)。ケーキ店のショー
ウィンドウを割ったというぬれぎぬを着せられた子供たち。
ケーキ店の社長は子供たちの言い分を聞こうとせず、強情な
嘘つきとあきれる。
子供にだって名誉はある。プライドもある。子供たちが
ケーキ店と闘うために取った行動は・・・。
決して暴力的な手段ではなく、知恵と少しの勇気で大人に
立ち向かう。全編通してさわやかかつ痛快な語り口。
後味の悪さもなく、楽しい読み物です。
しかしなんといっても私は、物語の中で描写される
シュークリームやケーキなどの存在がたまらなく
好きだった(笑)。読むとケーキを食べたくなる一冊。

 「車のいろは空のいろ」あまんきみこ:作、北田卓史:絵。
これはとても有名なシリーズで、今でも簡単に入手できます。
絵が「チョコレート戦争」と同じ北田さんです。独特の味わいの
絵なんですよね。このシリーズには北田さんの絵じゃないと!!
好きな2冊の本の絵が同じ方、というのは何か縁を感じずにはいられない・・。
空いろのタクシーに乗るタクシードライバーの松井さんが主人公。
児童向けの本で仕事を持った大人が主人公というのは新鮮です。
短編でたくさんお話があります。ちなみに、2000年に新たな
シリーズが出ていて驚きました。「車のいろは空のいろ 星のタクシー」です。

 多くの国語教科書に採用された夏みかんの話「白いぼうし」が
一番有名でしょう。
強く心に残っている「すずかけ通り三丁目」のお話は大人になって読むと
本当の切なさ、込められたメッセージが感じられる異色作。
松井さんはいつものようにお客さんを乗せる。
その若い女性は「すずかけ通り三丁目」まで行ってほしいと言う。
そんな通りは聞いたことがない・・。そう言う松井さんに、女性は
言うとおりに走ってほしいと話す。走っているうちに不思議な光景が
広がってきた。時代が違う・・・?ここはどこだ・・?
ここから先は是非読んでいただきたいので、書かないでおきます。
一つだけ言うなら、戦争のもたらした悲劇を、切なく書いた作品ということ。
子供ながらに少し違和感を感じたもので、その時はきちんと理解できたとは
いえませんが、今振り返ると深い意味があったんだと改めて思います。
あまんさんは満州からの引き揚げ者とのことで、「そらのいろ」シリーズ
以外にも、戦争にまつわるお話を書いています。
作者が戦争体験者だからこその作品は、今こそ読み返したいです。
でも教訓くさくなく、あくまでも子供が楽しめる本。
上記の2つは、忘れられない作品ですね。
次回は海外の作品編です。より入手が困難、マイナー作品です(^^;)。

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