ゆみしま日記

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zoom RSS 異なる言語とは(2)O県の方言

<<   作成日時 : 2006/09/05 23:39   >>

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 一応昨日予告したとおり、続編です。要はこの
記事を書くつもりが、前置きが長くなって昨日の記事に
相成りました。九州O県の方言と言ってもご存知ない
方がほとんどでしょうから、どんなものか簡単に。

 一番言いたいのは、大分弁と言うのは一般に想像
される「九州の方言」とはかなり違うということ。
「〜たい」「〜ばい」「よか」「〜したと」などの言葉は
使いません(ごく一部、福岡寄りの地方を除く)。
特に某ヒロシ氏の影響か、九州といえばどこでも
「〜したとです」と言うのかと思っている方もいるよう
ですが、大分県人はそのような言葉遣いはしないの
ですよ〜。ただし結構荒っぽいのは事実。
宮崎や長崎の言葉はおっとりした雰囲気で
いいなあ、と感じます。実際土地柄もそんな感じ。

 瀬戸内に面しているせいか、どっちかと言うと
関西や中国地方の影響が見られるようで、「〜やけん(
〜だから)」、「しちょん(〜している)」「〜やろ」と言った
言葉がよく使われます。また、これはどうやら神話ですが
大分県人は自分たちのイントネーションを「標準語に
近い」と思い込んでいるフシがあります。何を隠そう
私もそうでした。ですが関東の人に色々なイントネーションの
違いを指摘され、また関東に住んでいる元大分県人に
まで指摘されるに及んで、さすがに「標準語に近い」
とまで言うのはいいすぎかな、と思うようになりました(^^;)。
標準語遣いの皆様、お気を悪くしないでくださいね。

 客観的に見れば、「九州の他の地方に比べたら
イントネーションに訛りが少ない」程度だと思います。
大分以外の九州各県のイントネーションは結構
訛りが強いですが、それに比べれば、多分聞き取り
やすいはず・・。ただ、全般に下がり調子のようで、
その辺は指摘されますね。抑揚があまりないのです。
と言う感じで、だからこそ特徴がなく、博多弁、熊本弁、
鹿児島弁のようにこれ!と言えるイメージがないのは
寂しいことですが。

 
 有名な方言
「よだきい」・・O県人も気に入っている方言No.1。
意味は「面倒くさい」なのでよい意味とは言えない(^^;)。

他に思いつかない・・・。それではあんまりなので、
有名というか、違う意味で使っている方言を一つ。
「なおす」・・・普通は「修理する」という意味ですが
O県では修理する、という意味の他に「(物を)しまう」と
言う意味もあるんです。
使用例:「ちょっと、この本その本棚になおしといて」
他の人から見ると「本を修理する」ってどういうこと??と
混乱するでしょうが、O県人にとっては「本を本棚に
しまう」という意味なのです。

 私自身はというと、「よだきい」は使わないのですが
「なおす」は使っちゃいますね。私の親は言葉遣いに厳しく、
方言丸出しの会話は禁じられていたせいか、方言をあまり
知らないのかもしれません。
それもあってか、公式の場での方言の使用に抵抗を
感じたりするんですね。
だけど、その地方の者にしか話せない方言は、まさに
地方の文化でもある。最近、やっとそう思えるように
なりました。ひところは標準語をきちんとしゃべれれば
他はいい、と思ってましたが、標準語の他に母語と
言うべき言葉を知っていることはマイナスではないの
かもしれません。

 大分に旅行することがあったら、以上を踏まえて
方言にも耳を傾けて頂ければ嬉しいです。
特徴が分かりづらいので、注意して聞かなければ
聞き流してしまうと思いますけど・・。


 


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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
標準語は、明治政府が、首都である東京の「方言」を利便的に国内の共通語として定めただけのものです。
方言はその共通語の範疇からは外れるかもしれませんが、地方の文化・歴史を背負った正しく、美しい日本のことばなのですから、大切に継承していって欲しいものです。方言を誇らしげに喋るのがダニエール・カールだけというのは寂しいです。

同僚の熊本県人のA君が、たまに職場から郷里へ電話をしています。母親との会話のせいだけではないと思いますが、なんか柔らかい響きの言葉を喋っていて、ワタシは、こんな言葉に囲まれた中で暮らすのも良さそうだなーと思いながら聴いています。

大分弁に関しては「よいこの大分弁講座」(与田喜一 講師)という優れたサイトを見つけました。
「入門編」にザッと目をとおしただけでクラクラしてきました(笑)
でも、ゆみしまさんが日常使用している大分弁はこれらのごく一部だけなんでしょうね。残念ながら・・・。
NAO
2006/09/06 12:13
関東に来て長くなりますが「なおして!」は今でもなにげに使います。
happy50man
2006/09/06 23:03
NAOさん、ありがとうございます。
確かに、方言を誇らしげにしゃべって
いる有名人は少ないですね。
某ヒロシ氏もそういう意味では
方言に誇りを持っているのかも?
(あのしゃべりで売れたとも
言えますが)

熊本弁や博多弁は威勢よく聞こえる
こともありますが(^^;)、「九州の
言葉は温かいよね」と言われる方言の
代表格とも言えます。それだけに
大分弁がそのイメージと違う言葉
なのが残念だったりもしますが。。。

「よいこの大分弁講座」、知らなかった
ので、早速見てきました。私もクラクラ
してきました(^^;)。ほとんど
使ったことがない言葉ばかりでした。
かなり年配の人でないと、もはや
ああいった方言は使わないでしょうね。
特に女性は使わないですね(^^;)。
若者はイントネーションにその面影を
残すのみ、といった風潮かも。
まさに現代は文化の均一化の時代と
言えそうな気がします。

ゆみしま
2006/09/07 00:04
happy50manさん、N県でも「なおす」
は使うのですね。それは知りません
でした。宮崎の一部では使うと聞いた
ことがあるのですが・・。
ゆみしま
2006/09/07 00:05
「なおす」は熊本でもその意味で使うと、A君が言っていますよ。
どうやら九州文化圏の共通語のようですね。
NAO
2006/09/07 10:04
そうですか、熊本でも・・。
九州共通なのかもしれませんね。
大分・熊本・長崎・宮崎はリサーチ
したので、他の県も知りたいところ
です。Aさんありがとうございます(笑)。
ゆみしま
2006/09/07 16:11
「よいこの大分弁講座」の著者・与田喜一氏は、実は大分県の某民放プロデューサーの岸田吉正氏なんです。2003年の九州放送文化基金制作者フォーラムのミニ番組コンテストで「工藤健太のワンポイント大分弁講座」のディレクターでグランプリを受賞しています。
Urawaka
2009/01/26 22:05
Urawakaさん、コメントありがとうございました。そうなんですか・・。非常にマニアックなサイトだと思っていましたが、さすがですね。私の親世代も使わない言葉がズラリ、でした。あ、あと「与田喜一」氏、「よだきい」から来ているんですね。今さら気付きました(遅いです)
ゆみしま
2009/01/27 23:40
与田さん!私は、田舎育ちで、方言の、宝庫でした。で、嫁に来たら、またまた父が方言の、辞典のようで、いいなれてた私は、驚くことは、なかったのですが、改めて、聞いたら、凄いのなんの!
あんしどうは、どきいいくんかのお?とか。数えきれないほどです。またまた、メール致します。笑えます。
おばん
2013/03/27 20:35
おばんさん、コメントありがとうございます。古い記事なのに嬉しいです。「あんしどう〜」、わかりますよ〜。私はさすがに使いませんがちょっと田舎に行くとおじさま方が言ってますよね。
ゆみしま
2013/03/30 20:24

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