ゆみしま日記

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zoom RSS 「永別の自画像 日本画家・三橋節子」新日曜美術館より

<<   作成日時 : 2007/02/04 23:50   >>

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 三橋節子という日本画家については、知らなかったし、
NHKの新日曜美術館も毎週見ているわけじゃない。
でも、偶然時間があって見た今日の回。とてもとても
悲しくて、でも心を打たれる内容でした。

 番組紹介の公式サイトはこちらです・・が、いずれ
消えそうですね。
上手くこの感動を説明できそうにないので、私が
心打たれたところだけ簡潔に・・。
三橋節子は滋賀県琵琶湖のほとりに居を構えていた
日本画家。鎖骨の腫瘍の病気で利き腕の右腕を切断
してしまうことになります。
画家が利き腕を切断・・これ以上の絶望があるでしょうか。
ですが彼女は手術の数日後には残った左腕で絵を描く
練習を始めるのです。
その練習した字が残っているのですが、見事としか
いいようがありません。

 絶望しながらも、描きたいという意欲によって彼女は
不可能と思われることをも成し遂げ、左腕で再び絵を
描くのです。
しかしガンが肺に転移。もはや治療法もなく、彼女は
退院して家に戻ります。迫り来る死の中で、それでも
絵を描き続けます。自分になぞらえたような、近江の
伝説に語られる天女を・・・。死を静かに受け入れようと
しつつ、残していく2人のわが子への思いを絵に託して。

 何度も絶望が襲った時、彼女のようにきちんと向き合うことが
出来るのだろうか?絶望を克服することができるのだろうか?
ことさらにドラマチックな演出をしているわけではなく、
淡々と語られていたのですが、それがかえって心を
打ちました。美術館で彼女の絵を見た人の感想がいくつか
読み上げられたのですが、それがまた涙を誘うものでした。
事故で彼女と同じように右腕を切断した画家の感想。
節子のように生きられたら・・。
滋賀県はまだ訪れたことがないのですが、いつか訪れた
時には、彼女の絵をぜひ見たいものです。

 機会があれば、この回は見ていただきたいですね。
また放送してくれたらいいのですが・・。



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三橋節子、その命と絵
 昨日の新日曜美術館、「永別の自画像 日本画家・三橋節子」をご覧になったかたもおられるでしょう。画家、三橋節子の短く、壮絶な生涯は『美の巨人たち』(テレビ東京)ではじめて知りました。その切ない物語を知りながら、番組をみていて、しばしば涙が止まりませんでした。  三橋節子は、昭和14年生まれ。同じく画家である鈴木靖将さんと結婚し、二人の子どもを産みます。しかし、昭和48年に、癌により利き腕の右手を切断。その後、左手で絵を描き、それは「奇跡」とも形容されます。しかし、癌の転移により、その2年後、3... ...続きを見る
Beautiful Noise
2007/02/05 23:09
三橋節子の作品と人生A(Rev.1.10)
前回の記事の初稿からかなり時間を経過しております。 したがって内容に矛盾があるかもしれませんがご容赦ください。 三橋節子さんの人生と作品については梅原猛さんが「湖の伝説」 という大著を記されており、私もこの本を読んでから大津長等の 三橋節子美術館を訪ねました。 湖の伝説を読んでおいて良かったと思う一方で後悔もしました。 絵や音楽は、それに接する人の解釈する自由が束縛されてはなら ないと思うんですね。 美術館を訪ねた時、頭のどこかで梅原さんの文章が、それが名文 であるが故にかえって私の解釈を支... ...続きを見る
あしおと(Binten)
2008/08/15 16:43

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