ゆみしま日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 英映画「ブラス!」

<<   作成日時 : 2007/10/17 20:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 ユアン・マクレガーが最近いまさらちょっと気になる私は、
昔の出演作を見ています。彼は仕事を選ばず、インディーズ系の
映画にもいろいろ出ています・・が、あんまり実験的な作品は
パスして、世間での認知度が高いものをいくつか。

 「ブラス!」は英国ヨークシャーの炭鉱が舞台。サッチャリズム
吹き荒れる不況下のイギリスでは、政府の政策により炭鉱の
閉鎖が相次いでいた。
埋蔵量はまだ豊富にも関わらず、もはや石炭はエネルギーと
しては完全に時代遅れだったのだ。(実際舞台は80年代。大昔
ではありません)
舞台となる炭鉱も閉鎖がほぼ決まり、街は沈んでいる。
炭鉱夫たちの楽しみは、100年近い歴史のあるブラスバンド。
しかし炭鉱が閉鎖されればバンドも終わりを告げる。
そんなみんなの沈んだ気持ちにはお構いなく、指揮者ダニーは
アルバート・ホールを目指してコンテストへの意気込みを語って
いた。みんながやる気をなくしかけている時、元団員の孫娘が
フリューゲル・ホーンを持ってバンドへの参加を希望した・・。

 と、自己流であらすじを書いてみました。群像劇なので、
特にユアンが主人公っていうわけではありません。
そこに拍子抜け。ちょいがっかり。でもダニーやその息子
フィルの生き様が印象的で、最後はそちらの方が気になって
見てました。
ユアンと孫娘のロマンス(古)はあるけれど、孫娘役の
タラ・フィッツジェラルドがちょっと・・・。いや、美人なんですが
顔が濃くてイギリス人ぽくない(と思ったら母親がイタリア人
とのこと、なるほど・・。かなりラテン系な顔なのです)。
そして失礼ながらユアンより相当年上に見えてしまう。
実際の年齢も少し上みたいなんですが、私には親子(言い
すぎですか)とまではいかないけど、恋人同士には見えず。

 あと、事前に知識を仕入れず見たせいか、ストーリーや
雰囲気が思ったより暗くてシビアだったのがどうもつらかった
です。不況下の街、炭鉱・・。気分的にはもっと明るい話を
見たかった。最後にバンドは念願のアルバート・ホールに
行き、見事優勝するのですが、ダニーの病気は芳しい方向
には向かいそうにないし、炭鉱は閉鎖でこれからみんな失業者
だし・・。これからどうするんだろう、というのが気になったまま
映画は終わります。もちろん映画としてはここで終わるのが
ベストでしょう。でもなんだか見終わったあと、重苦しい気分に
なってしまいました。ああ、もっとほのぼのした話と思ってた
けど、なんか生活苦がリアルに描かれすぎて切なくなったなあ、
といったところでしょうか。

 だけどこの苦めの終わり方が、ハリウッド映画と違う、いかにもな
イギリス映画の特徴でしょう。別にヨーロッパ映画のほうが人間の
機微をよく描いているなんてステレオタイプな考えはありませんが、
一筋縄ではいかない気持ちにさせてくれるのはヨーロッパ系の
映画なのかな、と思ったりして。
ああ、昔ロンドンをちょこっと見ただけの私が持つイギリス=紳士の
国、大英帝国の威光、湖水地方の美しい風景といったイメージとは
対極な炭鉱町のイギリスの姿が一番カルチャーショックだったのかも。
ブラス!
ブラス! [DVD]

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
英映画「ブラス!」 ゆみしま日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる